過去ログ - 一夏「出会いが人を変えるというのなら――――――」
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102: ◆G4SP/HSOik[saga]
2014/03/07(金) 10:35:29.41 ID:kNwJPS9B0

副所長「勝ち目はないんだ。よほどドライバーがマヌケでもない限り1対1じゃ」

一夏「…………1対1じゃ」
       ................
副所長「ああ。普通じゃ勝てない」

副所長「勝ちたいのであれば、――――――そういうことだ」

一夏「そんな…………」

副所長「フェアじゃないとか思っているんじゃないだろうな?」

副所長「いいか? あの機体は最初から戦争をするために造られた機体なんだ。兵器として造られたものだ」

副所長「だから、第3世代兵器の実用化だけに固執して欠陥だらけの実験機とはわけが違う」

副所長「いかに効率よく敵を撃破できるかを念頭に置いているんだ」

副所長「俺の『打鉄弐式』も全距離対応に仕上げてあるけど、瞬間火力と奇襲性、決定力においては完全に負けている」

副所長「勝っているところはもちろんあるけど、それ以前にドライバーの力量差が問題でな…………」

一夏「…………」

副所長「そのことを踏まえた上で、ドイツから来た小娘との付き合いを考えるんだな」

一夏「はい……」


両者「………………」


副所長「せっかく、待ちに待った専用機がもらえるっていうのにこんな話をして悪かった」フゥ

副所長「だが、お前のことだ。諌めておかなければ無闇に戦いを挑んで惨敗を喫すことになるのは目に見えているからな」

一夏「くっ…………」

副所長「いいか。勘違いをするなよ?」
     
副所長「これは戦力の差だ。相性の差だ。――――――実力の差ではない」

副所長「割り切れよ」

一夏「……わかりました」

副所長「それじゃ、お待ちかね!」


副所長「織斑一夏専用IS『白式』のご登場だ!」





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