過去ログ - 一夏「出会いが人を変えるというのなら――――――」
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◆G4SP/HSOik
[saga]
2014/03/12(水) 08:28:08.18 ID:nYyIS+0E0
――――――学年別トーナメントまで残り1週間ほど
――――――アリーナ
一夏「さてと。そろそろ仕上げだな、『AICC作戦』も」(スポーツバイザー&スポーツサングラス)
一夏「ラウラを倒すためのアイデアは陸上競技にあった! これを以って“ゴールドマン”の弟子らしく、アスリートらしく勝つ!」
一夏「(だけど、ラウラのやつはここまで訓練をしているところなんて一切見せなかったな。そこが気掛かりだ)」
一夏「(――――――『実戦に勝る訓練は無い』とはいうがな)」
一夏「(試してみて勝てればそれでいいが、基本的にこういうのは一度見せたら次は対策を講じられるだろうし、負けたらそれはそれでな…………)」
・・・・・・・・・・・
一夏「――――――普通に戦ったら勝てない」
一夏「だからこそ、ここまで策を練ったがな……」
一夏「本番前に誰かと思いっきり戦ってみたいな(“ブリュンヒルデ”や“ゴールドマン”相手じゃこっちがボロ負けだけどさ)」
一夏「そうだな。月末のトーナメントで戦わない上級生の専用機持ちと一度試合を申し込んでみようかな?」
鈴「一夏!」
一夏「ああ、来たのか」
鈴「珍しいわね。アリーナでの訓練なんて週1ぐらいだったのに」
鈴「てっきり今日も陸上競技場で走り高跳びとか槍投げ、ハンマー投げとかやっているものだと思ったわ」
一夏「そろそろ仕上げだからな。秘密の特訓の成果を確かめてみたくて」
鈴「ふぅん……(副所長からのプレゼントのバイザーとグラサンを付けてるせいで全然違って見える……)」ジー
鈴「すっかり夏の日差しが似合うアスリートになってきたわね……」」
一夏「あ、どうした、鈴?」スチャ
鈴「あんた、そんなに気に入ったの? そのバイザーとグラサン」
一夏「ああ。これが凄いんだぜ! さすがは“プロフェッサー”!」
一夏「どっちもIS用の簡易ディスプレイを兼ねていてさ、この軽さでカメラ機能やレコード記録なんか簡単に取れるんだ」
一夏「だから、よく周りを見るようにもなったし、毎日のジョギングもタイムがわかるようになったからいろいろと試せるようにもなった」
鈴「どんどん一夏がアスリートになっていく…………」ボソッ
一夏「ほら! ちょっとだけだけど“ゴールドマン”や“ブリュンヒルデ”のように腹だって硬くなってる!」
鈴「ああ、ほんとだ…………中学はずっと帰宅部だった一夏が」
一夏「ああ……、そんな頃もあったな…………そうか、まだ2ヶ月しか経ってないんだな」
鈴「そうなんだ。2ヶ月でこんなにも…………」
一夏「そういう鈴だって、たった1年で代表候補生にまでなったじゃないか!」
一夏「むしろ、そっちのほうが凄いと思うぞ、俺!」
鈴「ああ……、そうね。そうだったわね」
鈴「ところで、秘密の特訓の成果を試してみたいんでしょう?」
鈴「久々に私と戦ってみない?」
一夏「そうか。それじゃよろしく頼む(本当は、トーナメントで戦うかもしれない相手とは模擬戦はしたくはなかったんだけどな)」
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