過去ログ - 一夏「出会いが人を変えるというのなら――――――」
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175: ◆G4SP/HSOik[saga]
2014/03/12(水) 08:51:09.81 ID:lu3tS7gx0

ラウラ「くっ」ガキーン!

一夏「やるじゃないか(瞬時に腕部プラズマブレードを展開して弾き飛ばしたか。あのまま『AIC』を使ってくれていれば一合で勝ってたんだがな……)」

ラウラ「……『いい攻撃だった』と、ここは褒めてやろう」アセタラー

ラウラ「だが、たった一つの得物を手放してどうなるのかは考えてなかったのか? やはり、所詮は浅知恵だったな」


ラウラはしばらく経験することがなかった冷や汗を掻くものの、すぐにいつもの冷酷な眼差しを一夏に向けた。

だが、一夏の表情は一切揺るがなかった。まるで、そうなるのも予定のうちと言わんばかりに――――――!


一夏「へえ」(槍投げのモーション)

ラウラ「…………?(剣も無いのに、さっきのように投げるモーション――――――?)」

一夏「だが、攻撃は止まない」

一夏「(瞬時に量子武装を回収して更に『零落白夜』をも継続させる「超高速切替」の猛追を受けてもらう!)」ブン!

ラウラ「なにっ!?」

一夏「ここからが始まりだあああああああ!」ブン!


ラウラは再び冷や汗を流すことになった。いや、流し続けることになる!

なぜなら、一度投げて失ったはずの雪片弐型の光の剣が再び『白式』の手に展開され、それが物凄い速さの投擲フォームで投げつけられてきたのだ。

それも一度や二度ではない。疲れ知らずのように、あるいはバッティングマシーンのようにひたすら光の剣をペースを崩すことなく延々と投げてくるのだ。

そして、とにかく距離と対象物と投擲物の大きさの関係で、ラウラは一人の手によって放たれる光のシャワーを受けきれずにジリジリと追い詰められていった。

咄嗟に後退しようとすれば、一夏の『白式』はその分だけ距離を詰めてくるし、隙あらば本命の斬撃を叩き込もうとする気配すら見せている。

とにかく、付かず離れずの絶妙な間合いを維持して光のシャワーを浴びせてくるのだ。

ラウラは、未だかつてこれほどの敵に会ったことがなく、どう対処すべきなのかを過酷な流れ作業の中で必死に頭を働かせることになった。





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