過去ログ - 一夏「出会いが人を変えるというのなら――――――」
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190: ◆G4SP/HSOik[saga]
2014/03/12(水) 09:15:56.00 ID:nYyIS+0E0

使丁「…………落ち着いたようだな」

担当官「ああ。『人を救う』とか大層な理由なんて必要ない。気負うことはない」

担当官「ただ子供は大人に守られ、守られながらもその背中を見続けていればいい」

担当官「ただの子供が激情に駆られながらも『誰かを守る』ことを自らに義務付けて自らを縛り上げるのは傲慢なことじゃないか」

担当官「――――――大人の役目を奪うな」

担当官「そうは思わないか」

使丁「………………お前らしいな」

担当官「ところで、剣の心得はあるのか?」

使丁「無い。力任せに振り回すだけだ。槍投げは彼の訓練に付き合ってやってみたが」

使丁「それよりも、男子高校剣道優勝者としての栄光に陰りはないよな?」

担当官「その心配はない。私はずっと剣道を続けてきた。一人の娘の剣の行末を見届ける義務もあってな」

使丁「?」

担当官「さて、――――――あ、勝ったな」

使丁「なに?!」



一夏「はあっ!」ブン!


ズバン!


ラウラ?「!!!!…………    」


ラウラ「アア・・・・・・」

一夏「ラウラ!」ギュッ




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