過去ログ - 一夏「出会いが人を変えるというのなら――――――」
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225: ◆G4SP/HSOik[saga]
2014/03/12(水) 09:48:21.95 ID:lu3tS7gx0

副所長「しかもだ」

副所長「“グッチ”が束のやつとどう話をつけたのかは知らないが、実質的に2個の新しいコアを獲得するというとてつもない功績を上げた」

副所長「それはいいんだ」
              ・・・・
副所長「だがな、それは全部“愛しの妹”のためでしかなくってな」

副所長「世紀の大天才:篠ノ之 束直々に製作している妹専用ISの完成までの繋ぎとして、この学園に装備1式を送り付けてきやがった」

副所長「そして政府は、学園の『打鉄』1機を、俺が以前に一夏にしてやったように調整しろなんてことを要求してきやがったんだよ」

使丁「おいおい、何だよそれ」

副所長「ちょうどよく、俺は研究所を爆破されて職場を失って新しい配属先の通達を待っているご身分だったからな……」

副所長「政府としてはちょうどいい暇人だって思ったんだろうよ。簪ちゃんの他にも一夏の面倒も見ていたことだしな」

副所長「人使いが荒いぜ、まったく……」

使丁「…………送りつけられた装備を訓練機の標準装備に更新するわけにもいかないから、パッケージ化するんだろう?」

使丁「それは、どれくらいで完成するんだ?」

副所長「――――――『1週間で仕上げろ』なんて言ってきやがった。おそらく整備科の人間の手を借りてでも早急に完成させろという意味なんだろう」

使丁「本当に何を考えているんだ……」

使丁「手伝えることがあったら言ってくれ、“プロフェッサー”」

副所長「猫の手も借りたいところなんだが――――――、」

副所長「お前はそれよりも織斑一夏の近辺の痴話喧嘩を何とか抑えておいてくれ」

使丁「!」

副所長「あの小娘たちが今回の件で一気に機嫌を悪くすることは火を見るより明らかだ。衝突も時間の問題だ」

副所長「それで暴力沙汰にまで発展したら、“プッチン”が動くぞ?」

副所長「“プッチン”が学園に降臨したら間違いなく、――――――情け容赦ない制裁が行われる!」

副所長「そうなれば、お前の一番弟子が最も泣きを見るぞ」

使丁「!」

副所長「だが、今回の元凶は“グッチ”だ。何を考えているんだ、あいつは……!」

使丁「…………」






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