過去ログ - 一夏「出会いが人を変えるというのなら――――――」
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335: ◆G4SP/HSOik[saga]
2014/03/17(月) 08:36:47.92 ID:TGLi8lbx0

担当官「さて、スキンダイビングに参加してくれる子はいないか? さすがに夕暮れに入ったし、海水浴もみんな飽きた頃だから当然か?」

副所長「なら、始めるぞ」

副所長「ようこそ、最後のダイビングツアーへ」

副所長「どうやら、他に来る子もいないようだし、お好きなダイビングボートにどうぞ」

副所長「そうだな。せっかくだから、――――――これも海難救助の一環だ。“白のナイト”に乗せてもらいましょうか」ニヤニヤ

一夏「え? 俺が……?」

箒「な、なにっ?!」ドキッ

担当官「(――――――ナイスアシスト!)」グッ

千冬「では、やってもらおうか?」

一夏「えっと、それじゃ千冬姉……、どうぞ」

千冬「…………まさか、こういう日が来るとはな」ボソッ

一夏「え」

千冬「何も言っていないぞ。それにここでは――――――いや、早く運べ」

一夏「ああ。まかせてくれよ、千冬姉」

千冬「フッ」ニコッ

一夏「よっと」フワァ・・・

担当官「…………千冬のやつっ!(なんだ今の、――――――甘い表情!)」プルプル

副所長「プククク・・・・・・(――――――“弟”大好きすぎだろう!)」プルプル

箒「あ、ああ…………」ドクンドクン

一夏「それじゃ、千冬姉と同じのがいいか?」

箒「えと、私は…………」アセアセ

担当官「――――――『お前の胸の中がいい』とか言うんだ!」ハラハラ

副所長「…………時々お前って生真面目を通り越して阿呆になる時があるよな」ヤレヤレ

副所長「(まあ元々、学園に殴りこみに来た辺り、モンスターペアレントというか兄バカな気質はあったことだし、責任感の強さからくる奇行だしな……)」

一夏「それじゃ、しっかり捕まってろよ」

箒「え、ああ…………」

箒「(これが伝説の、――――――“お姫様抱っこ”というやつか!)」ドクンドクン

一夏「はい。それじゃ、楽しんできてね」スィイイイイ

箒「あ、ああ!」ニコニコ

担当官「ちっ」

副所長「…………こいつ、まるで懲りてない」

副所長「まあいい」

副所長「それじゃ、最後のダイビングツアー、出航!」

担当官「おー!」ニコニコ

一夏「げ、元気だな、“グッチ”さん……(あれ、この人ってこんな感じだったっけ? 初めて会った時のことが何か思い出せなくなってきた…………)」

箒「い、一夏ぁ……(一夏に抱っこされたぁ…………)」ニヤニヤ






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