過去ログ - 一夏「出会いが人を変えるというのなら――――――」
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39: ◆G4SP/HSOik[saga]
2014/03/07(金) 09:25:13.55 ID:esIQ1gOT0

使丁「…………どういうことだったんだ?」

副所長「思っていた以上に筋がいいってことだ。それに呑み込みも早い」

副所長「あの子はね、歴代の我が国の代表候補生の中ではトップクラスの空間認識能力と脳波コントロール精度の持ち主でね」
         ・・・・・・・・・
副所長「その彼女があんなことを言ったんだ。まぎれもなくIS操縦者としての素養はある」

千冬「PICを自在に使いこなせるようなったら、その後はドライバーの身体能力が勝負に大きく影響してくる」

千冬「――――――そこからがお前の仕事だ、“ゴールドマン”」

使丁「なるほどな」

使丁「これ、冗談抜きに本当に、」


――――――時代を変えるかもしれませんよ?


副所長「やっぱり千冬の弟は“千冬の弟”だったのか」

副所長「これは専用機に乗った時が楽しみだ」

使丁「ところで、来週の月曜までにはその専用機を用意してくれるんだろうな?」

副所長「は? 無理だよ、そんなの。来月中には余裕で完成するけどな」

使丁「あらま……(それじゃ、2週間後のクラス対抗戦にも出せないってことか)」

千冬「………………」

使丁「だが、やれるだけはやらせてもらうさ」

使丁「クラス代表になることが最終目標ではないのだからな」

使丁「トライアスロンでも捨てるところというものがある」

使丁「どこからスパートをかけるのか――――――最後に勝てばいいのだ。最初の失敗はしっかりと糧にすればいい」

千冬「……そうだな」フッ

副所長「よし! だいたいの癖や傾向はわかった。短期間で自分の特徴を出せる辺り、――――――有望ですよ、これは」

千冬「逆に、直すのが困難なぐらい悪癖だったりするから困るのだがな」

使丁「まあ、それはおいおい直していくとして、」


――――――今日の成果は上々だな、一夏くん!





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