過去ログ - 一夏「出会いが人を変えるというのなら――――――」
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397: ◆G4SP/HSOik[saga]
2014/03/17(月) 10:09:21.67 ID:TGLi8lbx0

――――――旅館:対策本部


担当官「旅館のみなさん! 落ち着いて、順番に!」

シャル「僕たちが守り通すので安心してくださーい!」

自衛隊「積み荷は最小限に! 生きてさえいれば、どうとでもなりますから!」

――――――

副所長「どこだ? どこに装置がある? それを見つけ出してミサイルで撃ち落としてもらう!」カタカタカタ・・・

山田「巨大な質量を確認しました!」

千冬「篠ノ之! 来たぞ! 迎撃に迎え!」

山田「データ送ります!」ピッ

バッ

担当官「第一陣の避難が開始されました!」

担当官「対策本部も撤収の準備をお願いします!」

千冬「ああ……」

副所長「くそっ!(せめて簡単な防塵マスクを支給してもらえれば、不安の種は全くなくなったのだが…………)」カタカタカタ・・・

副所長「まずいぞ、これは…………!」

副所長「…………束め!(低軌道上の人工衛星やデブリがどんどん墜落していっている…………!?)」

副所長「(このまま放置していたら、低軌道上のデブリがこの辺一帯を汚染し尽くしてしまうぞ!)」

副所長「(間違いなく、2000発以上のミサイルが我が国に向けて放たれた『白騎士事件』に匹敵する大事件だな!)」

副所長「(きっと世界中で大きな騒ぎになっているだろうよ!)」

副所長「…………最初からこうするつもりだったのか?」

副所長「(つまり、『白騎士事件』で自分の発明品の宣伝をし、今度は『福音事件』で妹の専用機デビューを華々しく飾らせたということ!)」

副所長「(相変わらずだな、――――――“二束三文の女”め! あと三文やるから三途の川の向こう側にとっとと逝け!)」

副所長「(だが、幸いと言っていいのかはわからないが、低軌道上に分布する衛星は通信衛星が主だ)」

副所長「(そして墜落するデブリを見る限り、現在稼働しているISSの高度よりも低い高度のものが墜落している)」

副所長「(それ故に、ISSを彼女たちの手によって搭乗員ごと撃墜するようなことがなくって、少しばかりホッとしている)」

副所長「(だが、恐ろしい兵器を開発していたものだな…………低軌道上の衛星やデブリを墜落させる装置とはな)」

副所長「(しかしタネがわかったとしても、それを即時撃墜する手段がない以上は、デブリの雨が振り続けることになる…………)」





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