過去ログ - 一夏「出会いが人を変えるというのなら――――――」
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423: ◆G4SP/HSOik[saga]
2014/03/17(月) 10:59:23.31 ID:TGLi8lbx0

“奇跡のクラス”
織斑千冬の中学時代の面々の10人。
忘れられがちだが、担任だった“師”を除いて全員が現在20代半ばぐらいであり、世界トップクラスの人間になっているわけである。
しかし、いずれも必ずしも行ったことが全て正解となることはなく、彼らは彼らで大人として非常に思い悩んでいる姿が見られる。
彼らは決して完璧超人としては描いていない。『できることややれることが常人よりも広くて多いだけ』としている。
その象徴として、生身でISを倒す場面は一切出てこない。


1,使丁“マス男” -まっすぐでマッスルな男-
実質的に織斑一夏が漠然と目指していた1つの男性像を具現化しているのが彼であり、誠実で義侠心あってフランクで誰からも頼りにされる実力者。
千冬曰く、「全てがでかい一夏」であり、気質そのものは非常に織斑一夏と似通っていたとされ、
知的で気が利く印象であるが、素手でISに単身で挑むという無謀極まりない行動にも打って出ることもあるので、
本質的には一夏と同じく、「義を見てせざるは勇なきなり」直情的な性格である。そう見えないのは経験とそれに裏付けされた知恵と知識による分別があるから。
その蛮行と結果を見て一夏は自省・自制することになり、良くも悪くも教師としては体を張って最高の教育を施し、見本を示した。

元々は柔道の覇者であったが、トライアスロンに転向してすぐに結果を出している。

力関係では、千冬には負けるが、千冬に敗けない“ある女性”には決して敗けないという、奇妙な3すくみが成り立っている。
よって、束と“プッチン”が別次元の存在として扱われているので除外すると、“奇跡のクラス”の3強に数えられている。


2,副所長“プロフェッサー”-教え授ける者の至り-
担任であった“師”からの評価が一番の“奇跡のクラス”のバランサーにして知恵袋。
ISの開発者である同じ“奇跡のクラス”の篠ノ之 束に比べると全体的に劣っているが、稀代の発明家の一人であることに違いない世界的な天才の一人。
当時は、よく考え、よく周りを見、よく実行する発明ボーイであり、「周りを盛り上げよう」「今を面白楽しく」「便利に」という思いで発明をしてきており、
この辺りから篠ノ之 束とは技術者としては極めて“対極的存在”といえる。

“師”からの信頼は絶大であり、他が渾名を与えられているの対して、彼だけには号を与え、他の渾名の由来についても教えている。

実際に“師”が見込んだ通り、知恵袋にしてバランサーの役割を果たし、技術者としても世界トップレベルの人材に大成にしている。
技術者としては束に遠く及ばないが、人間としては彼のほうが遥かに優れている。

しかし、“奇跡のクラス”において、束は論外として、彼以外に技術者がいないことから徐々に………………

勤務先である倉持技研第一研究所が爆破されて職場を失ったので、日本政府からの要請でIS学園に赴任させられることになった。
開発棟の副所長になったので、呼称は相変わらず“副所長”のままである。
実質的に、2度目の引き抜きとなり、その職域を拡大しつつある。
ちなみに、彼の最初の職場は二輪や楽器、プールなどの某メーカー。“次いでに”ISにも使える機材も独自設計している……


3,担当官“グッチ” -愚直だがいい仕事(Good Job)をしてくれる-
“師”からその将来性を一番に心配されていた生真面目すぎる青年。
事実、中央省庁の国家公務員ではあるが、閑職にも近い重要人物保護プログラムの監視人兼担当官にいきなり落ちこぼれている。
一応、“奇跡のクラス”として篠ノ之 束とは同窓生であったので、その繋がりから篠ノ之一家の保護を担当することになった。
そういう意味では、わずか20代の新米国家公務員としてはあまりにも重すぎる大役を任されているが、
篠ノ之 束とまともに話せる数少ない人間だったので、彼以外に適任者がいないこともあり、異例の大抜擢を受けている。
本人としても、昇進よりも道理を通すことを一番としていたある意味無頓着な性格だったので、嬉々として受け容れ、現在に至っている。

“師”からその将来性を一番に心配されていた通り、社会人としてはあまりにも取り付く島もなくて可愛げのない生意気な若造として疎まれている。
剣道の実力がずば抜けて高く、その他の能力も平均以上の卓越した万能さを持っているが、柔軟性や配慮に欠ける性格で全てが台無しになっている。
風紀委員タイプの潔癖症であり、「義に過ぐれば固くなる」の典型的な悪例となっている。
それさえ抑えれば、ほとんど欠点のない人間性になれたのだが…………
『悪いものは悪い』とはっきり言ってしまう性格なので、そのせいでかなり口が悪い人に見えてしまう。
この性格は厳格な父の気質を受け継いだ篠ノ之 箒と共通するところがあり、それによって互いに信頼を得ることができていたのだが、
ある意味において「ペットは飼い主に似る」「類は友を呼ぶ」「篠ノ之 箒の将来図」の生きた見本となっている。

実質的に重要人物保護プログラムの保護対象である篠ノ之 箒の秘匿が必要なくなったために、御役御免になるかと思われたが、
束から新しいコアを4つ貰い受けるという偉業を果たしたので、これまでと打って変わって立場は安泰となった。
引き続き 保護対象:篠ノ之 箒の担当官として、そして日本政府の査察官として定期的にIS学園を具に見に来ることになった。
日本政府とIS学園を直接結ぶ存在となった。

一番の常識人(=普通・特長がない)であり、織斑一夏と篠ノ之 箒の不遇を一番に理解して代弁している人物。
礼儀作法として、楽しむ時は楽しむべきとしているので、オンオフで態度がかなり異なってきている。

ちなみに、重要人物保護プログラムの監視人としていくつもの偽名を使って保護対象と接触しており、いずれも“グッチ”の名を想起させるものを使用していた。
例)樋口、牟田口、矢口、野口......etc.





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