過去ログ - 一夏「出会いが人を変えるというのなら――――――」
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65: ◆G4SP/HSOik[saga]
2014/03/07(金) 09:45:25.30 ID:esIQ1gOT0

一夏「あ、いたいた」

セシリア「…………織斑一夏」

一夏「クラス対抗戦に向けての訓練をするんだろう? だったら、俺も協力できることはないか」

セシリア「それは…………」ウーン

一夏「あれ……?(てっきり頭ごなしに断ってきそうな雰囲気だと思ったんだけど)」
        ・・・・
セシリア「えと、一夏さんは鈴さんと幼馴染なんですよね?」

一夏「…………“一夏さん”?(それに、以前に比べて口調も随分と柔らかい……)」

セシリア「その、いいのですか?」

一夏「えっと……、いいんだ、それは。別のことだから」

一夏「俺は、代表候補生同士の戦いってやつを見てみたいんだ」

一夏「5月には俺も専用機を受け取ることになるし、そうなったら鈴も俺のライバルになるんだ」

一夏「だから、この際 自分のクラスの代表には精一杯頑張ってもらおうと思ってる」

一夏「それに、『代表候補生って凄いんだな』って思ってるから、簡単には負けて欲しくないっていうのが、あるかな……」

セシリア「…………」ジー

一夏「えと…………」


セシリア「…………その、ありがとうございます」


一夏「!」ホッ

セシリア「先日、代表候補生としてあるまじき罵詈雑言をしてしまったことを深く反省していると同時に、」

セシリア「私はあなたに敬意を抱いています」

セシリア「今回の申し出、本当に感謝しておりますわ」

一夏「それじゃ――――――!」

セシリア「ええ。是非とも、私も訓練に混ぜてくださいね」

一夏「お、おお!(あれ、予想していたのと随分違った結末だ――――――でも、気持ちのいいものでよかったー)」

セシリア「ふふふ」ニッコリ

一夏「あ、もしかしてこれが――――――(そうか。これがスポーツマンシップってやつなのか。何だかわかってきたような気がする!)」



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