11:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/08(土) 01:26:48.74 ID:786YFho10
医者「もしかして、その子と知り合いなんですか?」
海未「知り合いも何も、ことりは私の幼稚園の頃からの親友で……」
医者「……」
12:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/08(土) 01:27:40.99 ID:786YFho10
医者「…………くそっ! 」ガンッ
医者「あんな証拠も確信もない嘘しかつけないのか俺は……! 何が先生だ、何があらゆる病気を治す医者になる……だ! お前にはなにもできないじゃないか! この出来損ないがぁ……!」
13:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/08(土) 01:28:17.66 ID:786YFho10
医者「で、では……」
医師「一応保管してある別の皮膚を移植してみるつもりだが、おそらくは……」
医者「……」
14:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/08(土) 01:29:11.71 ID:786YFho10
ことり「あはは……ゴホッ、カハッ! まさかこんな事故に巻き込まれるなんて、ついてないね……」
海未「ことり、あまり喋らない方がいいのでは……?」
ことり「大丈夫だよ。鎮痛剤が効いててあまり痛みはないから。 ……でもちょっと皮膚が引っ張られてるような変な感じはあるかな?」
15:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/08(土) 01:29:39.17 ID:786YFho10
ことり「ねぇ、海未ちゃん」
海未「はい、なんでしょう……」
ことり「私ね、最後に穂乃果ちゃんの声が聞きたい」
16:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/08(土) 01:30:08.70 ID:786YFho10
ことり「……っう、穂乃果ちゃん、会いたいよぉ……」
ことり「声が聞きたい……。 どうしてことりがこんなことになってるのにお見舞いに来てくれないの……!? もしかして本当にことりのこと嫌いになっちゃったの……!? もう留学するなんて言わないから……、ずっと一緒だって約束も守るから……! だから、お願い……!」
17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/08(土) 01:30:42.43 ID:786YFho10
海未「なっ!? 急に何を言って……!」
ことり「ことりわかるもん。私の大好きな穂乃果ちゃんは私がこんな大怪我してるのにお見舞いに来ないはずがない。 つまりさ、海未ちゃんは隠してるんだよね? 私がこんな状態になってること、穂乃果ちゃんに」
海未「そんなわけ……っ!」
18:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/08(土) 01:31:28.73 ID:786YFho10
ガラガラ
理事「ごめんねことり。ちょっと道が混んでたのよ。でも……ふふ、大好きなチーズケーキ食ってきてあげたから許して?」
海未「理事長……」
19:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/08(土) 01:32:33.56 ID:786YFho10
理事「ことり! 返事して! お願い! ことり……っ!!」
海未「……」
ギロッ
20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/08(土) 01:33:30.89 ID:786YFho10
海未「……」
『……恨んでやる……。 これから先ずっと、ずっと海未ちゃんのこと恨んでやるんだから……! ずっと、ずっと、ずっと、ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと!!!』
海未「……どうして、こんなことに……。 私も連れてこられるものなら連れて来たかったですよ……。 それか穂乃果の今の状態を伝えたかった……! でもそうしたらあなたはきっと希望をなくしてしまうと思ったから……私は……!」
21:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/08(土) 01:34:11.01 ID:786YFho10
ガラガラ……
海未「……」
雪穂「海未ちゃん。おかえり」
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