92:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/16(日) 08:35:09.61 ID:AnyNFtpk0
それから数ヶ月して穂乃果が退院したあとも私たちは毎日のように会って、出かけて、電話して、たまにえっちなこともしたりして、ずっと一緒にいました。……そう、家のことも忘れて。
私が家を勘当されてしまうまでに1年もかかりませんでした。親の堪忍袋の緒が切れたのは、穂乃果の24歳の誕生日に1週間近く内緒で旅行に行ってたことが原因でしょう。
その数日後、私も穂乃果も家を捨て都会の喧騒からほど遠い北の町へと逃げてきました。穂乃果は、私は遠くへ越すけどそれでもついてきてくれるか、と聞くとなんの躊躇いもなく頷いてくれて、こうして連れて行くことにしました。
穂乃果「いやー、今日も吹雪だよ海未ちゃん。 やっぱり北海道はすごいね。 東京じゃこんなに雪積もんないもんね」
海未「……あなたは雪が降る度にそんなリアクションしますよね。 もうここへ来て何年経ってると思ってるんですか」
穂乃果「んー、わかんない。 てへっ」
海未「……まったく。 ほら、いつまでも外ばかり見てないで仕事にいく準備しますよ」
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