過去ログ - 【TS】門矢士「学園恋愛ゲームの世界か」パート６【安価・コンマ】 -SS速報VIP

過去ログ - 【TS】門矢士「学園恋愛ゲームの世界か」パート６【安価・コンマ】

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603: ◆l2oMVBi5qY[saga sage]
2014/04/06(日) 15:41:13.23 ID:ideHj3rO0
ひたすら項垂れるしかない俺の肩がぽんと叩かれる。
振り返るとそこには優しい笑みを浮かべた五代さんがいた。

五代「そう言われたって、突然で紘汰君も緊張したよね」

以下略

604: ◆l2oMVBi5qY[saga sage]
2014/04/06(日) 15:41:39.96 ID:ideHj3rO0
行きつけのフルーツパーラー。
奥のテーブル席に座り窓の外を眺めて時間を潰していた俺の耳に、待ち人の声が届いた。

光実「お待たせしました！」

以下略

605: ◆l2oMVBi5qY[saga sage]
2014/04/06(日) 15:42:15.07 ID:ideHj3rO0
まずは女の子と二人、という状況に慣れること。
その相手はできるだけ親しい人から始め、少しずつハードルを上げていくこと。

その提案に士は悪くないと頷き、俺もそれなら平気だろうと快諾した。
時間は掛かるかもしれないが、結果を急いで失敗しては何にもならない。

以下略

606: ◆l2oMVBi5qY[saga sage]
2014/04/06(日) 15:42:55.36 ID:ideHj3rO0
光実「だって二人とも、仲が良いじゃないですか。幼馴染だからかな。
　　　ちょっと羨ましいです」

紘汰「あ、ああ……幼馴染だからか」

以下略

607: ◆l2oMVBi5qY[saga sage]
2014/04/06(日) 15:44:19.25 ID:ideHj3rO0
紘汰「なっ……あんたは！」

そこには、斬月がいた。
冗談じゃなく、本当に。

以下略

608: ◆l2oMVBi5qY[saga sage]
2014/04/06(日) 15:45:04.11 ID:ideHj3rO0
睫毛を伏せたミッチの頬が、いつもより赤く見えたのは気のせいだろうか。
ということを考える暇もなく、斬月が再び斬りかかってきた。

斬月「どさくさに紛れて何をするつもりだ！」

以下略

609: ◆l2oMVBi5qY[saga sage]
2014/04/06(日) 15:46:04.91 ID:ideHj3rO0
斬月「くっ……！？」

紘汰「オーズ！　……ってことは、映司！」

俺の声に応えて振り返ったオーズが軽く手を振った。

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610: ◆l2oMVBi5qY[saga sage]
2014/04/06(日) 15:46:51.72 ID:ideHj3rO0
光実「紘汰さん、大丈夫ですか！」

駆け寄ってきたミッチが俺の傍に座り込み、心配そうに問いかけてきた。
大丈夫だと笑顔を返して、頼もしい先輩たちを見上げる。

以下略

611: ◆l2oMVBi5qY[saga sage]
2014/04/06(日) 15:47:27.71 ID:ideHj3rO0
光実「痛みますか？」

紘汰「いや、平気。ミッチこそ、怪我してないか？」

光実「はい。……怪我させられるわけ、ありませんから」

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612: ◆l2oMVBi5qY[saga sage]
2014/04/06(日) 15:48:01.68 ID:ideHj3rO0
そのままミッチは店を出て行って、残された俺は先輩たちと一緒にガラス拾いを始めた。
そこに悠々とした足取りで士がやって来た。

紘汰「士も来てたのか？」

以下略

613: ◆l2oMVBi5qY[saga sage]
2014/04/06(日) 15:52:12.60 ID:ideHj3rO0
次回、LESSON　2へ続く……前に。
Interludeが入る可能性が微レ存。

そんなこんなでLESSON　1は終了です。

以下略

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