過去ログ - 【TS】門矢士「学園恋愛ゲームの世界か」パート６【安価・コンマ】 -SS速報VIP

過去ログ - 【TS】門矢士「学園恋愛ゲームの世界か」パート６【安価・コンマ】

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704: ◆l2oMVBi5qY[saga sage]
2014/04/26(土) 20:33:36.37 ID:K/QPAsd60
LESSON　5
～深まる誤解～

舞「デートスポット？」

705: ◆l2oMVBi5qY[saga sage]
2014/04/26(土) 20:34:02.37 ID:K/QPAsd60
あの後、いつもの場所へ向かった俺は幸運なことに一人でダンスをする舞を見つけた。
偶然他のメンバーが出払っているところにやって来たらしい。

今がチャンスだと勇気を出してデートスポットについての話題を振ってみたのだが、
この調子ならうまく答えを聞き出せそうだ。

以下略

706: ◆l2oMVBi5qY[saga sage]
2014/04/26(土) 20:34:33.86 ID:K/QPAsd60
こうなったらもう、この手しか残されてないよな。
……ごめん、晴人！

紘汰「じ、実はその人……女の子が好きなんだ」

以下略

707: ◆l2oMVBi5qY[saga sage]
2014/04/26(土) 20:35:01.84 ID:K/QPAsd60
紘汰「なあ、参考までに教えてくれないか」

舞「まあ、いいけど……」

やった！

以下略

708: ◆l2oMVBi5qY[saga sage]
2014/04/26(土) 20:35:28.11 ID:K/QPAsd60
舞「私が知らない間に、そんな知り合いができてたんだね」

紘汰「そりゃあ、四六時中一緒にいるわけじゃないんだから」

舞「そうだけど……」

以下略

709: ◆l2oMVBi5qY[saga sage]
2014/04/26(土) 20:35:55.26 ID:K/QPAsd60
作戦がうまくいき、舞からデートスポットの希望を聞き出せたことで
俺の気分は風船か何かのようにふわふわと上昇していた。

そして、そんな時には気分の緩みが財布の緩みに繋がるものだ。
いい匂いに立ち止まり視線を巡らせ、匂いの元であろうドーナツ屋の屋台を見つけた俺は、

以下略

710: ◆l2oMVBi5qY[saga sage]
2014/04/26(土) 20:36:24.06 ID:K/QPAsd60
店長「おいしいわよ、お一ついかが？」

紘汰「よし、食ってみるか」

店長「まいどあり～♪」

以下略

711: ◆l2oMVBi5qY[saga sage]
2014/04/26(土) 20:36:53.69 ID:K/QPAsd60
店長「ええ、それがね……ここの常連さん、こっち側だったらしいのよ！」

紘汰「こっち側……？」

店長「だから、アタシと同じ側！」

以下略

712: ◆l2oMVBi5qY[saga sage]
2014/04/26(土) 20:37:25.37 ID:K/QPAsd60
店長「やっだ～、もう！　はるちゃんったら、言ってくれればよかったのに！」

紘汰「はる……ちゃん……？」

ドーナツ、常連、女の子、はるちゃん……

以下略

713: ◆l2oMVBi5qY[saga sage]
2014/04/26(土) 20:38:00.41 ID:K/QPAsd60
店長「ちょっと、聞いてるの？」

紘汰「あ、ああ。そうだ、俺と晴人は知り合いなんだ」

店長「そうだったの。それならはい、これ」

以下略

714: ◆l2oMVBi5qY[saga sage]
2014/04/26(土) 20:38:43.14 ID:K/QPAsd60
舞に嘘を吐いちまったけど、それも結果的には嘘にならなかったし。
今日は本当にいい日だ！

スキップはしなかったものの、上機嫌を抑えきれず鼻歌を歌い出した俺の前方を、
見慣れた人物が歩いているのを見つけた。

以下略

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