過去ログ - 【R18】妃宮千早「貴方達……恥を知りなさいっ!」
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10: ◆8x8z91r9YM[saga]
2014/03/10(月) 11:54:50.54 ID:lfmMWmuLo
 男性達は千早を逃さぬように左右に立ち、歩き始める。
 武術や武道に長けている千早からすれば……正直、男性二人程度ならほぼ無傷で制圧出来る事も可能だ。
 だが……そうしない理由としては万が一、騒ぎになり学院に知られてしまうこと――それにより、史や薫子らに迷惑を掛けてしまうこと。
 それだけは必ず避けなければならない……千早はこう思っている。

妃宮千早「(一体、何処に連れて行かられるんだろ)」

男性1「待たせたな」

男性3「遅いってどんんだけ待たせるんだよ」

男性4「マジで、待ちくたびれたわ」

 千早が連れて来られたのは――人目のつかない路地裏の寂れたラブホテルだ。
 ラブホテル前には更に男性が二人……会話の内容から恐らく、仲間なのだろう。
 千早は内心、焦っていた――まさか仲間が居るとは思っていなかったからだ。二人程度なら最悪、どうにでもなるが
 男性が四人ともなると逃げようにも逃げられない上に立ち向かったとしても、無傷で済むとは限らない。

妃宮千早「(じょ、冗談でしょ――さすがにこの人数を相手じゃ僕も無傷では……)」
男性4「す、すげぇーな。この娘、メチャクチャ可愛いじゃん。このレベルは滅多にいないぞ」
男性3「やばい、俺結構タイプだわ」
男性1「だろ? まぁあれだけどな、とりあえず中に入らねぇか?」

 男性達は千早を目の前に好き勝手に言っている。ただそう言われるのも仕方がない話だ。
 白銀の流麗な腰まで伸びた長髪――目鼻顔立ちが素晴らしく整然と整っており、長身でウエストもくびれている。肩幅も狭く、下半身は女性の様に肉付きが良い。
 例えこの女装をしていない千早を見て、誰が男性だと信じるだろうか――。



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