過去ログ - 【R18】妃宮千早「貴方達……恥を知りなさいっ!」
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107: ◆8x8z91r9YM[saga]
2014/03/21(金) 03:32:28.92 ID:k3AytUEno
妃宮千早「(そうか……昨日、助けてもらってここに居るのか――恥ずかしい所、見せちゃったな〜)」

 千早はか細い声で話しかける。

妃宮千早「香織里さん――香織里さん――」

神近香織里「……んぅ、んっ……千早……さん?」

妃宮千早「そうですよ。お休みの所、すいません」

神近香織里「っ――ち、千早さん……千早さんっ! 大丈夫なの?」

妃宮千早「か、香織里さん、落ち着いて。史が起きちゃしますから」

神近香織里「あっ……えぇ、ごめんなさい。そ、それで身体は――」

妃宮千早「全快……とは言えませんが、ある程度は――と言ったところでしょうか」

神近香織里「はぁ……それなら良かったわ。まったく、千早さんと言う人は――」

 相当心配をしていたのか、それともお小言でも言わなければ気が済まないのか――回復も間もない、千早に香織里は薫子や史、初音達はどれだけ心配したかを説教混じりで伝える。

妃宮千早「ははは……ごもっともです……」

神近香織里「――あっ……えっと……疲れてらっしゃるのに、ごめんなさいね」

妃宮千早「いえ……ぐうの声も出ません。――くすっ、でも香織里さんがお説教だなんて珍しいですが」

神近香織里「はぁ……まったく、もういいわよ。済んだ話を永遠と言っても仕方がないし……」

 香織里は千早との会話も程々にし……薫子に千早が無事に回復した事を伝える為、病室を後にし連絡を取りに行った。

妃宮千早「(あぁ……結局、薫子さん達に迷惑――心配を掛けちゃったなぁ。こんな事なら多少、傷を負ってでも――後悔先に立たずか……)」

 千早の左手を優しく握り締めながら、眠っている史の頭を撫でながら千早は考えにふける。


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