過去ログ - 【R18】妃宮千早「貴方達……恥を知りなさいっ!」
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5: ◆8x8z91r9YM[saga]
2014/03/10(月) 06:19:00.20 ID:lfmMWmuLo
男性1「んっ? なんだ全然ないぞ」

 季節は秋、今日の千早の服装は胸が隠れるような服装だった為、一見しただけではあるのかないのか判断がつかない。 
 そして――事実、千早には本来女性にある筈の……乳房がない。胸に多少の脂肪は付いているが、あくまで男性レベル。
 誰が触ろうと、胸が全くない事ぐらいは理解が出来る。 
 普段は女装の為、胸パッドを装着しているが……運悪く、今日は男性の格好だ。当たり前だが装着している筈がない。

男性1「おいおい? こんだけスタイル良くて、まな板かよ……」

男性2「マジかよ? うわ……惜しいな……」

 不思議なことに男性達はまだ、千早が『男性』であると言うことに気づいていないようだ。

妃宮千早「い、いやだっ! 止めてっっ!」

 千早は無意識の内に胸を触る男性を突き飛ばした。
 まさに女性ではあり得ない程の力で――。

男性1「――がっっ! い、いってぇ……な、なにしがんだこの馬鹿女っ!」

男性2「お、おいっ! 大丈夫かよ?」

 冷静を取り戻した千早は、ここがチャンスだと感じ取り逃走する体勢に入る。
 ――――だが……抱きついてくる男性の力が思いの外強く、しかも千早の力を余裕で上回っていた。更に背後に回り込まれ抱きつかれている為、思うように身動きが取れない。

男性1「おいっ! ちゃんと抑えとけよ!」

男性2「あぁ大丈夫。にしてもお嬢ちゃん妙に力あるな……もしかして――」

男性1「まな板な上に、どうも言動も男っぽいよな」

妃宮千早「(そ、そうか……僕はなにを動揺しているんだ。男性だと分からせれば――っっ!)」

 千早の考えとは裏腹に……男性は予想外の行動を起こす。
 なんと――突然、千早の下半身を触り始めたのだ。お尻や更には股間にまで手を伸ばし弄り始める。
 千早はあまりに突然の事で言葉を失ってしまう。

男性1「やっぱりな。こいつ男だぞ」

妃宮千早「(い、いや……これで良いんだ。僕が男性だと分かれば退く筈だ)」

男性2「マジかよ……でもよ。この際、男でも良くないか?」

妃宮千早「(えっ? い、今なんて――)」

男性2「そんじゃそこらの野郎じゃないし……ぶっちゃけこれだけ可愛けりゃ男でも十分勃つわ」

妃宮千早「い、いや……待って。ぼ、僕男ですよ……?」

男性1「うるせぇよ! あぁー、もうこいつでいいわ。男でもこのレベルなら文句ねぇだろ」
 
妃宮千早「ま、待って下さ――」

 男性は千早の言葉が癪に障ったのか、突然に千早の下腹部を殴りつけた。

妃宮千早「がはっ! うっ……ハァ……ハァ――」

 思いの外、男性のパンチが効き……下腹部に鈍痛を感じる。これ以上、何かを言えば……身動きが取れない今、一方的に暴力を振るわれるだけだ。
 千早はそう思い。ここは一旦、相手に従うようにし機会を見て逃げ出そうと考えたのだ。


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