過去ログ - 【安価】京太郎「だから――笑顔でお別れだ」咲「余命……1年?」【咲】
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6: ◆B3Ypu6TteI[saga]
2014/03/10(月) 20:13:11.45 ID:Qk94LhLso

 不思議と気持ちは穏やかだった
 夢の中でも俺は今までと同じように、バカやっていて

 スケベな妄想を白い目で見られて、恥ずかしがって

 アイツに怒られながらも、あれこれと世話をやいて

 みんなで、笑い合っていた


 そして――


【二日目 早朝】


鳥「チュンチュンッ!」


京太郎「……んっ?」モゾッ

 鳥のさえずりで目を覚ます
 どうやら、昨日あのまま寝てしまっていたようだ

京太郎「ふわぁぁ……朝か」

 伸びをしながら眠たい目をこする
 今日は平日、学校の準備をしないとな

京太郎「えっと……」

 ガチャッ

京太郎「?」

母「……京ちゃん?」

 そこにいたのはお袋だった
 昨日一晩泣き明かしたのか、その両目は赤く腫れ上がっている

京太郎「ああ、母さん。おはよ」

母「おはよう……何、してるの?」

京太郎「何って、学校の準備だけど」

母「……そう。でも、休んでもいいのよ?」

京太郎「んー……いやっ、いい。行きたいんだ」

母「……今、ご飯の用意するわね」

 バタンッ

京太郎「……ごめん」


 俺は――  





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