過去ログ - 洋榎「大好きやで、絹っ」絹恵「うちもや、おねーちゃんっ」
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39: ◆tIyvKbQmDwyE[saga]
2014/03/17(月) 23:36:31.61 ID:gvGBhZXL0
絹恵「……もう、ええよ。悪いのは」

洋榎「別に絹は悪くあらへんよ」

絹恵「悪いよ……だって、私はおねーちゃんを」

洋榎「――そこから先は、言わんで欲しいなあ」

洋榎「うちを好きになったのが悪い? おもんない冗談やめてほしいわ」

絹恵「そんな、ちがっ」

洋榎「違くない、うちは嬉しかったんや。最初は戸惑ったけどな」

洋榎「絹に想われて、告白の言葉を受けて。ちゅーか、人から好意を持たれて嬉しくない訳あるか?」

絹恵「…………」

洋榎「絹は自分のことを卑下し過ぎ。もっと自信たっぷりにかかってこんかい!」

洋榎「だから、うちの中の気持ちを再確認する為にも。こうして、デートをしたってことやね」

洋榎「これでもなー、めっさ緊張してたんやで? 普段通り装うので精一杯で」

洋榎「絹の前でええかっこしたいって思ってな。かっこいいおねーちゃんでいたい」

洋榎「アホかって思ったわ。今更取り繕っても、どうしようもないのに」

洋榎「でもな、それでも取り繕ってまう自分がいるんやわ」

洋榎「絹に好きでいてもらいたいが為に、頑張っちゃうんよ」

洋榎「その時、思ったわ。ああ、敵わんなぁってな」

絹恵「――!」

洋榎「どーしようもない。でも、負けたんはうちの方やった」

洋榎「気づいてしまったら、手遅れや。こーさんこーさんっ」


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