過去ログ - さやか「もう少しだけ、この優しい夢を…」
↓
1-
覧
板
20
3
:
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/10(月) 22:20:36.51 ID:MsOnNgYi0
「ねぇねぇ、前はどこに住んでたの?」
「髪きれいだねー」
休み時間になると、杏子の周りはそれはもう大変な人集りが出来ていた。
久しぶりに通う学校、大勢の同年代の人間に囲まれる事など滅多にない彼女は、やはり少し居心地の悪そうに見えた。
(転校早々人気者だねぇ。良かったねー。)
なんて思いながら、杏子の方に目をやると、チラリと、一瞬だけ彼女と目があった気がした。
どうやら、そろそろ助け舟が必要なのだろう…。
(…しょうがないなぁ)
「あー、ごめんごめん!この子ちょっと緊張してるみたいなんだわ!」
だからその辺にしといてあげて。そう言うと、名残惜しそうにしながらも、人集りを作っていた人物達は各々の席へと戻っていった。
ホッとしたような照れ臭そうな表情を浮かべる杏子は、どこからどう見てもクラスメイトとなんら変わらない“普通の女の子”そのものだった。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
44Res/27.43 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - さやか「もう少しだけ、この優しい夢を…」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1394457239/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice