過去ログ - 銀時「今にも落ちてきそうな空の下で……」
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21:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/11(火) 02:46:05.86 ID:RZ2XKPGS0


提督「……実はつい先日、『廃艦令』が深海棲艦側から提出された」


銀時「廃艦令?」


提督「廃刀令の軍艦版みたいなものさ……」


提督「……」ハァ


銀時(ん?)


提督「……海軍はこの廃艦令によって今後一切の艦隊戦力の保有が禁止される」


提督「この『艦隊戦力』にはもちろん……『艦娘』も……含まれてる」


銀時「艦娘……」


 ――艦娘


帝國海軍が密かに研究を行っていた人型決戦兵器。


その見た目は一見普通の人間と見紛うほど人間に近い姿かたちをしているが、彼女たちが一般人と決定的に違うのは戦闘を行うためだけに生み出された『兵器』であるということだった。


その戦闘力は凄まじく、帝國海軍が保有していた旧型の軍艦の戦闘能力にも匹敵する力を持っていた。


さらに旧式の軍艦に比べて大幅な小型化・軽量化がなされ、なおかつ非常にローコストで生産できることから帝國海軍は彼女たちを次世代を担う革新的な兵器と位置づけ、その量産を行った。


しかし、彼女たちには致命的な弱点があった。




……それは彼女たち一人一人が知性を持った存在だったということであった。




従来兵器とは知性とは無縁のものだった。それゆえ帝國海軍はこの兵器の扱いに非常に手を焼いた。


なかには「不気味すぎる」との理由で艦娘を自ら破壊・解体する者もいたという。


帝國海軍が艦娘の扱いに手を焼いている一方、深海棲艦たちは着々とその勢力圏を広げていった……





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