過去ログ - 銀時「今にも落ちてきそうな空の下で……」
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63:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/11(火) 10:04:38.30 ID:RZ2XKPGS0


提督「……私は今でも夢に見るのです」


提督「次々と沈みゆく仲間の艦。そしてその艦に乗っている友人たちが必死に助けを求めている」


提督「私はその夢の中で彼らに手を伸ばす。しかしその手は友人たちに届くことは……決してありません」


提督「そして私の視界が深い闇に切り替わり、その闇に自分が飲み込まれそうになるところでいつも目が醒めます」


提督「……」


提督「大深海棲艦様……私は五年前に既に死んだはずなのです」


提督「いや、死ぬべきだったのです!」


提督「でも……こうして生きながらえてしまっている……!」




提督「私が仲間たちを見捨て、臆病にも逃げ出したためにっ!」





提督「……私は認めたくありません」


提督「認めたくないのです……我ら誉ある帝國海軍が、名も知れぬ異形の怪物共に全く歯が立たなかったということに」



提督「そして何より――あの戦乱のさなか仲間たちを見捨て、今もこうしてのうのうと生きながらえている自分自身を」





大深海棲艦「……」


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