過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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103:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 19:58:56.70 ID:ygwalSWe0
「今でこそ私は善良な学園都市の第二位だと、学園都市の広告塔として扱われていますが
―――貴女を傷つけたのもまた紛れもなくこの垣根帝督です。貴女には私を糾弾し、どうとでもする権利があります。
黒桐さん、これが事の顛末です。
そして、貴女「初春飾利です」
……初春さん、私からは、以上です」


―――垣根さんがやけに白いのは能力の関係だと聞いてはいたけど、まさか能力そのものだったなんて。
そういえば、学園都市第二位の能力は未元物質、といったっけ。
話を聞くに、創造性の高い能力なんだろうけど
――――未元物質から生み出した垣根さん一人一人は別人で、かつてその大元、マザーコンピュータにあたっていた垣根帝督がこの初春飾利という少女を傷つけた、要約すればそういうことらしい。
それで今はマザーが目の前の垣根さんになっていると。なるほど―――

垣根さんは、この初春という子の考え方によらず、勝手に罪を背負うだろう。
―――こんなに良心のある人なら、その重さは、僕には想像もつかないものかもしれない。
この人は、たまたま足が引っ掛かって少年が転んでしまっただけでも、
すごく申し訳なさそうに『すみません、大丈夫ですか?』と言う人だから――――

黒桐がそんなことを考えていると、ついに初春も口を開いた。




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