過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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127:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 20:28:39.14 ID:ygwalSWe0
『さァて、これが最後の戦闘だ。さっきはイイ線いってたぜェ、ミコトちゃン?』

ミサカミコトは、アクセラレータの言葉などまったく聞いていない。
ひたすら思考していた。
―――ここにきて、初めて原点に戻って。

『―――ねえ』

『あン?』

『アンタ、どうして、こんなことやってるの?私を128回殺して、それがなんだっていうの?
私がなにかアンタに恨まれるようなことをしたから、殺されてるのかしら?
だとしたら、私には身に覚えがないんだけど』

操車場を気持ちの悪い風が吹き抜けた。
シャンパンゴールドの髪が儚げに揺れる。砂ぼこりが舞い、視界に入るアクセラレータが少しセピアに映る。


『―――、』


『考えてみればはじめからおかしいじゃない。
気づいたら変な研究室にいて、敵を一人倒せば出れるゲームを出されて、その敵が――
さっきので確信したわ、アンタどうせ第一位でしょ。
そんな格上相手に戦わせられて、殺されてもまるでなかったことみたいにまた生きてて。
それだっておかしいじゃない。私は間違いなく御坂美琴よ。
でも、御坂美琴には生き返る術なんてない。死んでしまったら、どんな医者でも生き返らせられはしないわ。
ねえ、私は誰なの?本当に御坂美琴?どうしてこんなところでこんなことをしなくちゃならないの!?
アンタなにか知ってるんでしょ!?アンタも何で私を何度でも殺すの!?

何がどうなってるのよ!?ねぇ、答えてよ!!!!』


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