過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/13(木) 17:22:00.27 ID:a2xbEWtP0
本職―――人形造りか。
いったい何を作ってきたのだろう、この人は?
「まあ、受けとれ黒桐。来月からはまたいつも通りの給与だ。」
はあ、じゃあありがたくいただきますと僕は小切手をまず封筒にしまい、次に余分を折ってから財布にしまい、さらにその財布ごと鞄の底にものの一分でしまいこんだ。
「さて」
「なんですか、橙子さん」
「いやあ、私が昨日仕事を終えてから丸一日。そろそろ頃合いかと思ってね」
「………全く話が見えないんですが」
「そうだろうな。見えていたらお前は世界一優秀な探偵を名乗ってもいいぞ、私が保証する」
そういって、橙子さんはいつものように煙草に火をつける。
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