過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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185:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 17:49:11.13 ID:a2xbEWtP0
――――伽藍の堂


ドォーーーー…ン


「「………!!」」

……すごい音がしたな。爆発事故かなにか起きたんだろうか?いや、それにしては――――滅多なことでは眉のひとつもピクリとも動かさない二人が、驚きすぎなくらいに驚いている。

先に口を開いたのは、橙子さんはだった。

「―――テレズマ(天使の力)、か?いや、少し違うな。なんだ、ずいぶん気色の悪い空気になってしまったな。」

なんて言ってるけど、僕にはまったくわからない。橙子さんや式にはハッキリ何か大きな変化があったとわかるらしい。テレズマ、とはなんだろうか。

「――――それより黒桐、調べものはどうなった。まもなく五分だが」

「ええ、あとは印刷するだけです。あと少しだけ待っててください」

コードレッドが敷かれたばかりのようで、ぎりぎりセキュリティが甘い状態だった。
結果、あっさりと書庫(バンク)――――学園都市の総合データベースで、基本的に生徒や能力など学園都市に関わる情報の全てが登録されている――――にハッキングを仕掛けることができたので、
なんとか無茶苦茶に思われた5分という時間には間に合わせられそうだった。

―――出来ました、と報告を開始する。


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