過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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203:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 21:04:29.34 ID:a2xbEWtP0
――――ああ、なんて愚か。
自分は、絶対能力者の力なんて要らなかった。
一番最初に、ミサカミコトと一緒に実験を止める選択をしていれば。何もかも話していれば。
こんなことにはならなかった。幸せな未来を手に入れることが出来た。
自分は、ミサカミコトを殺して、チカラを手にした。
そして、人を殺すのは、ミサカミコトで最後だと誓った。
だけど――――命を玩具みたいにに扱うこの街を、自分は許せない。殺した自分がこんな事を言うだなんて、検討違いも甚だしいという事はわかっている。
それでも。ミサカミコトを勝手に産み出しといて勝手に死ぬシナリオを書き上げたこの街の上層部が、科学者たちが、自分は許せない。
――――これから起こす戦いは、復讐なんて清く正しい戦いではない。まっとうですらない。贖罪行為にもならない。
己の、自己満足。
もう、第2の自分や第2のミサカミコトが生み出されないように。
この街に潜む、生命倫理の欠片もない、科学に潜む悪を。闇を。狂気を。


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