過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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208:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 21:08:45.36 ID:a2xbEWtP0
第19学区を荒野に変えたアクセラレータは、ぼう、っと空を仰いでいた。
ミサカミコトを抱き締める手は緩めず。
ただただ128回の殺人の記憶を再認し。
ミサカミコトの言葉を反芻し続けながら、何度でも最後の笑顔を思い返す。

――――そんなことをしながら、どれ程の時が経ったか。

吹き抜ける風の音と、警報の音だけが聞こえる。

しかし――――同じ荒野でありながら、アクセラレータの心象風景には風の1つも吹かない。

憎しみと、殺意と、嫌悪。

自己に向けたものか都市に向けたものかさえ混沌に陥った、どす黒い空の色。

彼の世界を照らした太陽は、もはやどこにもいない―――――


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