過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/13(木) 21:35:19.33 ID:a2xbEWtP0
バチバチバチッ!!!と
辺り一帯を紫電がドーム状に覆うように走る。
偶然、既にアクセラレータが辺り一帯吹き飛ばしていたから学園都市には何一つ影響はないが―――
「やべェ、電極が―――!?」
電気製品への影響は深刻なものとなる。
まずい、非常にまずい。どうにかしなければ―――
「チッ―――」
アクセラレータが、小さく、舌打ちをしたかと思うと、右手を高く上げた。
すると―――紫電が、まるで霧が晴れるかのように、消え去った。
「―――ァ?」
「ああ、あ………?」
何が起きたかわからない、いや、一方通行には分かっていた。
これは、自分もよく知っている能力だ。つまり――――
「(なるほど、なァ…ベクトル操作―――)」
それはつまり、絶対能力者は、触れなくても、ベクトルを操作できるということに他ならなかった。
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