過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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24:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 16:56:12.72 ID:ygwalSWe0
「………おい!?なにしてるんだおまえ!?」

あっけにとられていたが我に戻った上条が、男の背後の美しい新たな通り魔に向けて叫ぶ。

その怒声で通り魔も我に帰り、自分の右腕が綺麗に切り落とされたという事実を再認識したのか、

「あ?あ…あああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

悲痛な叫び声をあげながら、上条の周りで弾丸となっていた金属の粒たちを再び液状化、流動する刃にかえ、美しい通り魔に向ける。


「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」



『……。』



流動する刃がまっすぐに飛び、襲いかかる。が――――

なんてことはないというように、その刃を着物の女はナイフで斬りつけた。

すると流動する刃は突如形を留め、ヒビが入り、砕け、ボロボロと地面に落ちていった。

「あ…ああ………あ……」

男は恐怖した。

この少女なのか少年なのか知れない人は、自分の腕を切り落としたばかりか、能力まで完全に無力化した。
――――流動する刃にしなければよかったものを、パニックに陥っていた男には冷静な判断は出来なかった。


膝が笑っている。

ついに尻餅をつく。

着物の女は、つまらないものをみる目でただそこに立って男を見下ろす。

そしてついに口を開いた。


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