過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/13(木) 22:12:10.92 ID:a2xbEWtP0
「(こいつ、は、だめ、だ―――目をあわすな、口をきくな、話に耳を傾けるな―――)」
「―――揺らいでるわね、アンタ」
「!!」
そう言い放つ御坂美琴も、上条当麻と全く同じ眼をしている。
「いいわ、今はとにかく止める」
『聞いてる限りじゃ、その私と私は同じにも関わらず異なる人間。これは仮の話だけど、もしそこにいる私がアンタの見方であろうとしたなら―――ここにいる私だって当然アンタの味方よ」
そう仮定したのは、アクセラレータの様子からだった。
最初から今まで、アクセラレータは、ずっと大事にあの亡骸を抱えている。
なら―――あの少女が、アクセラレータにとって大切な存在になったに違いない。アクセラレータの性格を考えれば、始めに寄り添ったのは間違いなく自分なのだ。
―――そんなことを、美琴だけでなる、上条も一方通行も頭の隅では考えていた。
「だから――――止めてあげるわ、アクセラレータ』
チョーカーのスイッチを再度切り替えながら、一方通行も続く。
『―――哀れだなァ、どんな馬鹿より哀れだ。ボーナスチャンスがあったのに、みすみす逃すよォなマネしやがって。
まァ、一方通行(おれ)はアクセラレータ(お前)で、
アクセラレータ(お前)が一方通行(俺)だってンだからクズ同士やりようがねェところなんだろォが。
――――自分でやったことなら、落とし前も自分でつけなきゃならねェ。
だから、ココで終わりにしてやる―――――!!』
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