過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/12(水) 17:01:34.25 ID:ygwalSWe0
「なんとでもいえよ。目の前で死にそうになってるヤツを放っておけるわけ無いだろ。
お前のいうことが信用できるかなんてわからないんだ。運良くまだ誰も死んでない。
今なら誰も死ななくてすむんだ。
こいつが殺したかもしれない奴に関しても、償わせることができる。
だから俺はこいつを見捨てない。
お前の事ももういい、今は命の方が先だ。行けよ、それと、もうこんなことするなよ」
『へえ…そう』
女は脳裏に、目の前のウニ頭の少年とは真逆の落ち着いた髪型をした、眼鏡で色白の穏やかな青年を浮かべていた。
お人好しなところに限り、そっくりなのだ。「アイツ」、と。
『お前、名前は?』
「そっちはさっき教えてくれなかったのに聞くのかよ!?…いいぜ、俺は上条当麻だ。さあ、俺は聞かれて答えたぞ、お前だって教えろよ」
女は涼しい顔を崩すことなく、自身の名を告げた。
『両儀、式』
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