過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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272:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 22:41:15.50 ID:a2xbEWtP0
―――その音は、下駄が地に着く音だった。

ブラックホールの轟音の中にも関わらず―――その下駄の音は、不思議にも全員の耳にちゃんと響いていた。

「――――、」

アクセラレータが音のする方を見れば、どこまでも深い黒色で艶のある―――肩の辺りで適当に切りそろえられた美しい髪を揺らし、着物を着た女がこちらへ歩いてくる。

アクセラレータはじっ、と女を見る。

一方、女は気だるそうな目でアクセラレータを見据えている。

一方通行たちは、あの女が誰なのか――――いや、それよりこの女は、なぜブラックホールに吸い込まれないのかと疑問を抱いていた。


女はまるで引力などないかのように、自然な足取りで―――ついに、アクセラレータの正面に立つ。


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