過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
1- 20
286:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:05:05.21 ID:gUNVYqIl0
そして。
、、、
両儀式は、眼を閉じたままで女性的な微笑をチラ、と上条に向けた。
――――だがそれは、決して温かい笑みではなかった。

「オオッ!!」

アクセラレータと式が、同時に眼をカッと見開く。

殺しあいが、始まった。

―――――この時アクセラレータは、眼前の女を恐れていた。

故に。絶対に殺さねばならぬと、直感していた――――――





式の動きは、アクセラレータの「オオッ!!」という叫びより早かった。

両儀式はアクセラレータの翼を、光線を、重力操作を次々かわしていき、かわしようがなければ殺していく。

しかし式の攻撃もまた、斬らねばならない空間ベクトルの壁に阻まれる。その死の線を瞬間的に見つけて斬り伏せる頃には、アクセラレータのまた次の手が両儀式を襲う。

昨年、荒耶宗蓮と戦ったときと同じ白い着物であったこともあり、その有り様はさながら閃光のように見える―――――

アクセラレータと式の攻防は、上条達の誰にもまともに見えていなかった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
547Res/405.44 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice