過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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309:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:34:30.67 ID:gUNVYqIl0
同時刻―――――第七学区・窓の無いビル付近



「―――さて、そろそろだが答えは出たか?二人とも」

「ええ、一応」

「出たんだよ!」

窓の無いビルの突破法当てクイズの答え合わせがいよいよ始まろうというところだった。

「聞こう」

「やっぱり、ルーンじゃないかと考えました」

「ほう?」

インデックスが続ける。

「魔術攻撃なら科学のビルの壁の性質に関係なく、魔女狩りの王みたいな攻撃方法で突破できるんじゃないか、って思うんだよ!」

「投げやりじゃないか、おい。考える時間はあっただろう?」

「ありましたけど、僕は魔術に関しては素人ですよ」

「おまえはともかく、インデックスはどうなんだ」

「103000冊の魔導書の中には、ただビルを壊したりするだけなら答えはたくさんあるけど、コクトーが言うみたいな無敵なビルなんて聞いたことがないかも。だから、魔術と言えど性質を無視できないのなら、科学に疎い私には何が最適なのか、判断が出来ないんだよ」

「………103000冊には攻撃魔術しかないのか?」

「そんなことはないけれど、ルーンと人形作りがメインのトウコには専門外な魔術ばかりだから………」

「まあ、それもそうだな」

ふむ、と吸っていたタバコを窓の無いビルに押し付け、携帯用灰皿に放り込む。

「―――インデックス、魔術についての知識量においてはおまえの右に出るものはいないだろうが。魔術そのものについては理解が浅いらしいな」

放っておくんだよ、と魔術を使えないインデックスは頬を膨らませる。


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