過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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318:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:45:12.95 ID:gUNVYqIl0
「――――じゃあ、アレイスター=クロウリーというのはとんでもない実力者と言うことですか」


「いや―――『実力者』なんて次元にはないよ、黒桐。アレの強さは言葉では説明できないんだ。
ビルに施された魔術なんて、あんなものはヤツのお遊び程度にもなっていない。
―――かつては世界最高最強の魔術師であり、その実力は新約聖書に登場してもおかしくないレベルの、『伝説級の魔術師』と言われているほどだからな。

活躍したのはおよそ70年ほど前だが、その70年で数千年を超える魔術協会外の魔術の歴史は塗り替えられてしまったと言っても過言ではないんだよ。

時計塔の連中の間では、アレイスター=クロウリーに関する情報は禁忌とされていたが――――早い話、それは一言で言えばヤツ最悪の人間だったからだ。

ある魔術実験では守護天使エイワスと接触する器として共に世界旅行に出かけていた妻の体を使っていたり、

娘のリリスが死んだ時も顔色一つ変えずにmagikの理論構築を行っていたと言われている。

しかもその実験では、娘と同い年ぐらいの少女達を犠牲にしていたようだ。
これだけでヤツがどれだけ悪趣味かわかるだろう?

因みに、それらの功績として、天界や魔界などの層の異なる重なった世界の新定義を見出し、それまでの魔術様式を一新したそうだ。
もちろんインデックス、おまえ達側の話だぞ」

なるほど―――アレイスター=クロウリーはただ強いだけではなくて、魔術の探求に関しても非常に優秀な魔術師だったんだ。


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