過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/16(日) 16:08:36.47 ID:gUNVYqIl0
そして、最初に口を開いたのは意外にも一方通行だった。
「………やっぱりコイツは殺すべきだ。
俺があって、初めてコイツが生まれた。
俺が去年に過ちを犯していて、それがあってこそコイツが同じ道を辿った。
なら――――コイツは、本当なら何も悪くなンかねェんだ。
俺がこンな道を歩ンでいなけりゃ、こいつは罪を背負うことを約束させられて生まれることも、きっと無かった。だから―――コイツの罪は、俺が背負うべき罪だ。」
別に、一方通行が昨年その実験を断ったとしても橙子がアクセラレータとミサカミコトを作り、
そのアクセラレータが実験を承諾してしまえば結局は同じ事ではあったのだが、おそらく、
その真意は「自分が実験を承諾するような人間でなかったならば」という意味なのだろうと解釈した。
橙子さんもそうなのだろう、そうか、と相づちを打つ。
「だからお前は、そいつを解放してやるために殺したい、そういうんだな。
しかし――――一方通行、アクセラレータは確かにミサカミコトを128回殺している。
その罪が消えることはないし、他の誰かが背負うものではない、というのはお前が一番よく知っているだろう。
なぜなら、罪は罪を犯したとうの本人にしか背負えないからだ。
では、アクセラレータの罪はいったいどうなる。
血の涙を流しながら歩んだ彼らのそれぞれの思いは、いったいどこへ行く?」
「私が背負う」
――――それは、御坂美琴の確かな誓い。その華奢な体に似合わない、異様なまでの力強さをもった言葉。
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