過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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40:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 17:28:52.36 ID:ygwalSWe0
直死の魔眼―――
モノの『死』を視る眼で、魔眼の中で最高位のものである。

これは『魔眼』と呼ばれることがままあるが、これほどの能力は魔術によってでは為しえない『超能力』であり、『直死の眼』と呼ぶほうが正しいとされる。

この眼は、脳髄と眼球のセットで初めて機能する。

ただし眼球を潰しても、死は眼球だけで視るのではないので死の概念を掴み取れることに変わりはない。

つまり視覚ではなく、知覚できるのだ。

「万物の死って、どういう意味なんだ?」

「いい?とうま。万物には全てに綻びがあって、完璧な物体なんてないんだよ。
だから、みんな壊れて一から作り直されたいって願望があるの。

直死の魔眼はね、その綻びが視えるんだよ。
霊装が術者次第で強い魔力を持つのと同じように、その目は霊的な視力が強すぎるんだと思う。

私たちでは見えない線が視えて、かつ、そのリョウギシキって人は、それがなんなのか分かってしまうんじゃないかな。
仮にとうまや私が視えたとしても、それが何なのかは理解できないんだよ。
知識としてなら私も知っているけど、理解はできないの。

結局ね、脳が死を視てるんだよ。触れることもできるはず。
とうまがみたのは、まさしくそれだと思うんだよ」

「なるほど……それで、あの腕は……」

「傷なら治療はできるけど、死んだ箇所は治療できない。
そういうことなんじゃないかな?死からの蘇生なんて、それこそ魔法使いの領域なんだよ」




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