過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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426:ティキ ◆Op1e.m5muw[saga]
2014/04/07(月) 00:28:01.54 ID:3qWV+aS5o


―――カーテン越しに窓から入ってくる日差しが、ひどく眩しい。


「初めまして、僕は黒桐幹也といいます。―――白井、黒子ちゃんであってる?」


「ええ、間違いありませんの。あの、一体何がどうなって………?」


「うん、今から説明するから。その前に、朝ご飯を食べない?まずは食べるものを食べてからにしよう。僕も朝がまだでね、お腹が空いちゃってるんだ」


「…わかりましたの。では、看護師さんを―――」


そういいながら手元の呼び出し鈴を引っ張ろうとする白井を、黒桐は制止する。


「さっきコンビニに行って朝食を買ったときに、君の分も一緒に買ってきたから大丈夫。全部サンドイッチだけどね。好きなのをどうぞ」


この人の放つ言葉の一つ一つは、この陽射しに劣らないような優しさに満ち溢れている。
―――なんだか、すごく安心する。




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