過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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436:ティキ ◆Op1e.m5muw[saga]
2014/04/07(月) 00:41:42.38 ID:3qWV+aS5o

「そうですか…」


「黒子ちゃん。昼過ぎになれば式、美琴ちゃん、それから風紀委員の君の支部の皆がお見舞いに来るから、それまで暇になると思うけど適当に時間を潰してね。
―――いくつか文庫本を用意してきたから、これを読むか、寝てるかで」


ホントは車イスに乗せて押してあげたいんだけど、お医者さんがだめっていうからね、なんてほんとに申し訳なさそうな表情の黒桐。

別に黒桐は何一つ悪くないというのに、―――式が見たら呆れ返ってついには寝てしまうことだろう。



「ええ、わかりました
の。―――それでは、文庫本をお借りしますわ」


そして黒桐から一冊の本を受け取って、ペラ、と1頁目をめくった。


「(………ただの中学生の女の子が、どうしてあんな時間に血濡れで倒れていたのか。あとでちゃんと聞き出さなくちゃいけないな)」


今はまだその時ではないと白井から目を離すと、黒桐も文庫本を開いて読み始めたのだった。



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