過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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459:ティキ ◆Op1e.m5muw[saga]
2014/04/10(木) 01:22:17.20 ID:CaZ1D2juo

「そうだね、出来るとは思えないけど―――それなら式の知名度が上がらない方が都合がいいね。いきなり現れた長点上機に通うレベル5の学生が、今度はいきなり消えたりでもしたら、大ニュースになってしまうから」

いかにもというようにアクセラレータが頷く。

「あァ、その場合はレベル4のままの方が都合がいい。…何にしても、気を付けるべきだな。オマエ、アイツが大事なンだろ。両儀は本当に強いが―――――」

未来視したかのように続きが分かりきっているアクセラレータの言葉を遮り、黒桐は、ゆっくりと、笑顔で、返答する。

「うん、わかってる。式は完璧に見えて、昔からどこか放っておくとすぐに怪我をしてしまいそうな危うさがあるんだ。
…そんな式を僕は好きなわけだけど、それを差し引いても僕は式を放ってはおけなかった。
これからも、もちろん放っておいてなんてやる気はないよ。
僕には君みたいに特別な力はないけど――――」

至極真面目な顔で、黒桐は宣言する。

「僕にはこの手があるからね、十分。

僕は
        ハナ
―――一生、式を許さないと、誓っているから」




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