過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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498:ティキ ◆Op1e.m5muw[saga]
2014/05/27(火) 00:19:04.44 ID:5+W0lJ+vo
「……大変申し上げるのが遅れましたが、本当にありがとうございましたの。もし貴女がここへ連れてきて下さらなかったら、今ごろわたくしは―――――」


「いい」


気持ちいいくらいに白井の言葉を断ち切る式。彼女が聞きたいのは、礼などではない。


「それよりおまえ、なんであんな時間にあんなところで血を流して倒れてたんだ?」

うん、と黒桐も頷く。

「僕もそれが気になって仕方なかった。みんなが来るのをまってからにしようと思って、聞いてなかったけど」


「そうですよ白井さん、何があったんですか……?」


それに佐天も続く。
だが、


「――――、」


初春だけは、続かない。
一気に沈んだ表情を浮かべている。

皆に質問を受ける白井が、初春と目を合わせた。


「―――初春の考えていることで、間違いありませんの」




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