過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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518:ティキ ◆Op1e.m5muw[saga]
2014/06/30(月) 00:43:11.83 ID:+rZW78pIo

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15分後、襲撃者のスケッチは完成した。

15分かけて白井黒子が描いた、非常にリアルな襲撃者の絵は―――彼らの想像を遥か上回る、まさしく「化け物」という表現がピッタリな絵だった。


まず頭。両目は、その目のある横ラインが×印に突起している。
目らしきものがその内側にあるとするならば、これはゴーグルのようなもののようにも思える。


頭部後ろ半分は全体的に左右に広がっており、その上部には角のようなものがある。


口は人よりも大きく割けていて、あまりに鋭い歯に関してはもはや牙にしか見えない。

そして、体。


ありがちな狩猟ゲームにおける防具を装備した様な出で立ち、と表現すれば大部分は伝わるだろう。


物々しく堅牢そうな――それでいて体をぐちゃぐちゃにかき回したような模様を持つボディに、スポーツマンが付けるサポーターというサポーター全てを全身に―――特に肩は尖った三角状のサポーターを―――身に付けたような、とにかく、確実に化け物という表現で間違いない姿形だった。


スケッチを見る限り、指先は非常に鋭い。爪などはなく。指先が非常に鋭くなっている。
切り傷は確実にこの両手につけられたものだろう。


最大の特徴は、背中の禍々しい形をした翼か。


一方通行や垣根帝督の持つ美しい翼とはまるで異なる、まるで壊れた傘を縦に切り開いて横に展開したような―――黒い翼を、この化け物は持っている。






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