過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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537:ティキ ◆Op1e.m5muw[saga]
2014/08/21(木) 13:05:11.57 ID:LoHKgQ6eo
その時、病室の白いドアが不意に開いた。顔を出したのは、妹達がかかりっきりの名医であった。


『やあ、失礼』

『これは先生、―――何か?』

『実はね?―――あー…ちょっといいかい?』

『いえ、ここにいる人達は話を一緒に聞いても大丈夫ですの。移動が厳しいですから、この場でお願いしますの』


『…なら、話すよ?君の検診をしたときに、少し脳及び全身の細胞に異常があったんだね?―――例えるならば、観葉植物のあちこちの葉に白い部分があるような、あんな風にね?』

『なっ――――――!!』



侵されて、いた。

何かに、侵されていた。

式の、言う通りに。





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