過去ログ - 勇者「剣と魔法のトライバル・クロス」【安価あり】
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426:第3章[saga]
2014/04/02(水) 23:10:23.94 ID:ZisdeHJa0


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 病院の廊下を、2人の男女が手を繋いで歩いている。

 1人は、軍人でもないのに堂々と剣を携帯してする目の死んだ男。もう1人は、全身をくまなく衣類で覆い隠した少女。

 ……誰が見たって怪しさ満点な2人組だった。

 普通に考えれば、そんな彼らが病院などというデリケートな公共施設へ入るにあたって、何のお咎めも無いわけがない。

 しかし彼らの行く手を阻もうとした警備の人間は、勇者の顔を見とめた瞬間、深々と頭を下げてそそくさと去って行く。

 一部では良い意味でも悪い意味でも有名な勇者は、大抵の施設には顔パスで入り込むことができるのである。

 当然、そんな彼に手を引かれていた人虎を咎める声も、上がることはない。

 
勇者「おい」

人虎「……」


 人虎は呼びかけに反応して、少し前を歩きながら自分の手を引いている勇者の顔を見る。

 彼は澱み切った目をちらりと人虎へ向け、気だるげな声音で言葉を紡ぐ。




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