22: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/03/12(水) 22:11:34.40 ID:FuxSu5/ao
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その日の昼。
チャイムが鳴り、昼休みになった途端にさやかは立ち上がると、ほむらの元へと歩いていった。
杏子(!?
さやか……?)
今のさやかが放つ空気は、いつもの明るい彼女のものではなかった。
杏子は、さやかとほむらに意識を向ける。
──暁美ほむらは、クラス内どころか学校で浮いている。
いや。
基本的に無口であり、美人であり、他の誰にも持ち得ない近寄りがたい雰囲気を漂わせているので、
特別視・畏怖されていると言った方が正解だろうか。
そんな彼女はクラスメートから話しかけられる事はまずないし、
自分からも必要最低限にしかクラスメートとは関わろうとしない。
ただ一人、鹿目まどかを除いては。
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