113:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 03:05:28.93 ID:soomM9D20
ー夜
勇者「んん…はっ!」
ろり婆「大丈夫?」ナデナデ
勇者「俺…あれ、右足あるじゃん」
月明かりに照らされる一直線に倒された木々たち…
勇者「夢じゃ…ないのか。なんで」
ろり婆「いいから、うちの膝枕でねんねしてなさい」オデコポンッ
勇者「ろり婆」
ろり婆「ん?」
勇者「ごめん」
ろり婆「こっちこそプレゼントの服、ごめんね」グス
勇者「泣くなよ泣き虫」ナミダヌグイ
ろり婆「だってぇ…!服は破られるし、体はいっぱい汚されちゃうし、勇者は血まみれになるしで…!」ポロポロ
勇者「お前の泣いてる顔、見たくない。全部俺が悪かった。本当にごめん」
ろり婆「勇者ぁ…」グス…
俺「これからは態度も改める。俺はお前の笑顔を守りたい」
ろり婆「ありがとう…でも、かっこつけすぎぃ…」グス…
勇者「悪かったな…」ムス
ろり婆「にひひ」ニコッ
勇者「いい笑顔だ」ナデナデ
ろり婆「ふにゅう…」
勇者「さってっと、頂上に戻るぞ」ガバッ
ろり婆「ふぇ?なんで?」
勇者「何でって、お前の着替えと野宿する為の道具は【ろり婆の愛の魔法のかかったキラキラお星さまポーチ】に入ってるからな」
ろり婆「よく言えました」パチパチパチパチ
勇者「お前が飽きもせずしょっちゅう口にするからな。それと弁当」
ろり婆「食べておらんのか?」
勇者「まだ一口もな」
ろり婆「よくできました」パチパチパチパチ
勇者「うぜぇ」
ろり婆「さっそく口悪いぞ!!!」
勇者「いいから早く行くぞ。パンツ丸出し婆さん」
ろり婆「またー!!!」
勇者「口を改めるとは言ってない」
ろり婆「ひねくれ小僧!!!」
勇者「はいはい。俺も頂上のおまじないやってみたいから」
ろり婆の小さな手をギュッと握る。
勇者「とっとと行くぞ」
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