270:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/31(月) 02:01:09.72 ID:wqKmbmtW0
勇者がろり婆と結婚して、のんびり数年がたちました。
二人は結婚した後、花やさんを開き、とても幸せに暮らしています。
はるさんとしろさんが暮らす、王都ガーデンフィールズで。
さて、これはそんなある日のお話。
物語は、突然の嵐によって、またページをめくることになります。
ー星の架け橋 ミルキィウェイ
崖に花束を投げ入れる勇者。
勇者「受けとれ。俺じゃなく、ろり婆が包んでくれた花束だ。偽勇者、そしてソロさん。あと数年は花を手向けてやるから感謝しろよ」テヲアワセル
勇者「来年は絶対二人でくるから。じゃあな」
それは突然。勇者の目の先で、爆音、地響きと共に、巨大な光の柱が天まで伸びた。
勇者「なん…!?あれは…魔王城の方か!」タッ!
ー魔王城 星空
勇者「!!!」
魔王城のあった場所には、大きなクレーターがあり、モクモクと煙を上げている。
勇者「あいつの家が…うそだろ」
???「これは、我々魔族からの挑戦状だ」
勇者「あ?」
勇者が振り向くと、そこには男が一人いた。
いや、まだいる。
勇者を囲むように、次々と人が現れた。
勇者「何だ貴様ら。魔族からの挑戦状ってどういうことだ」
イサナ「私の名はイサナ。この組織のリーダーだ。我々は、人間達に復讐する為に集いし者。やがてこの世界を、我々魔族のものとする」
勇者「……」
イサナ「すでに魔王の身は我々が預かった。後は勇者、お前が死ねば」
勇者は男を殴り飛ばした!!!
勇者「あいつの家をぶっ壊しただけじゃなく、さらっただと?」
イサナ「くっ!殺せ!!!」
魔族達が一斉に勇者に襲いかかる!!!
勇者「すっーはっー……待て!!!」
ピタッ!!!
イサナ「何だ、命請いか!」
勇者「短期は損気。あいつにくどいほど説教されたの思い出した」
イサナ「なに?」
勇者「答えろ。人間達に復讐する。この世界を魔族のものにする。それはつまり、昔の戦争の復讐をするってことか?」
イサナ「そうだ」
勇者「何で今さら」
イサナ「今なら確実に勝利できるからだ」
勇者「今なら?」
イサナ「もうすぐ我々は、魔王の力と歴代勇者の力を手に入れる。そうなれば、人間達がいくら数を揃えても、我々魔族に勝つことはできん」
勇者「んで、とりあえず邪魔な俺は殺す」
イサナ「そうだ。そして、魔王城を破壊したのは、新しい魔王城を築いたからでもある」
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