38:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 20:30:16.41 ID:G3Q/im2d0
お互い内定も決まり、のんびりとした冬休みを俺達は過ごしていた。
彼女の家にお邪魔するのもこれで何回目だろうか。
実は、来年からここに一緒に住む…予定ではある。
「それで話ってなんじゃ?」
ハッと彼女の言葉で現実にかえった俺は、これから話すことを思い溜め息をついた。
「まさか…」
「ち、違う!別れ話じゃないぞ!俺は別れたくない!」
彼女はほっと胸を撫でおろした。
俺は深呼吸ひとつして続ける。
「実は悩みがあるんだ」
「ん?言ってごらん」
「俺がさ、○○を好きになった、一目惚れした理由はロリババアだ」
彼女は頷く。
「そんな恥ずかしい理由でもさ、○○は俺を受け入れてくれた。本当にありがとう。感謝でいっぱいだ」
彼女は微笑む。
「でもさ、それって○○を好きになったってよりも、単にロリババアが好きな俺の自己満足だと思う。それでさ…最近不安なんだよ。俺が本当に好きなのは、好きになったのはロリババアなのか?○○なのか?って」
「どっちも、なんじゃない?」
「え?」
「ロリババアも好きで、あたしのことも好き」
「それはそうだけど…」
「どっちがより大切なのか。それよりも、どれだけ大好きなのかが大切なんじゃないかな?」
「○○は俺がロリババアの方が好きだ!てゆっても平気なのか?」
「あたしはあなたを信じてる。世界で一番、あなたを愛してるから」
その一言で俺はやっと気付いた。
彼女は俺のことを誰よりも大切に想ってくれていて、誰よりも理解しようと努力してくれていたことに。
ロリババアについての熱弁を楽しそうに聞いてくれたのも、突然ロリババアになりきり初めたのも、オタク趣味に付き合ってくれたのも全部!俺の為だったんだ…
俺に対する、彼女の愛情だったんだ。
一方で俺は彼女よりも、ずっと自分のことだけを考えていた。ロリババアにこだわっていた。
ふと、憎きシンクさんの言葉を思いだす。
「お前は彼女の気持ちを考えたことがあるのか!」ドャァ
「押し付けるな!」ズバァシュ!
…ありがとう、シンクさん。
あんたのこと大嫌いだけど、俺、やっとわかったよ!
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