過去ログ - ロリババアといちゃりたい。
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452:1やで[saga]
2014/04/12(土) 15:17:55.87 ID:h0oHfYtz0
―色とりどりのお花が揺れる、お花畑

私が思い出したもの。

つづじ「なんかこのお花畑……懐かしい気がする」

かるみあ「懐かしい?」

つつじ「うん、記憶はないんだけど。心に……」

かるみあ「ぽかぽか?」

つつじ「うん……」

かるみあ「思い出しました。ひとつだけ、残っていた記憶があります」

つつじ「ほんと!?」

かるみあ「転送します。おでこ、こっつんしてください」

つつじ「こう?」

かるみあ「しかし、ロックがかかってるんですよ」

つつじ「ほんとだ」

かるみあ「うーん……」

つつじ「シード」

かるみあ「シード」

つつじ「あ」

かるみあ「ロック解除できました」

つつじ「これは」

かるみあ「お花畑、そして」

つつじ「パパとママ……」

かるみあ「そういうことでしたか」

つつじ「?」

かるみあ「私の、いえ、あなたの力が悪用されようとした時、私は自爆しました」

つつじ「うん」

かるみあ「しかし、ろり婆とはるさんによって、この体は修復され、記憶も無事でした」

つつじ「???」クビカシゲ

かるみあ「遠い未来、良心ある人が助けてくれることを、あなたの両親は、信じていたのではないでしょうか」

つつじ「そうなのかな……?」

かるみあ「爆発まで、僅かですが時間がありました」

つつじ「なんで私自身は、あなたの体に入っていなかったの?」

かるみあ「最悪、体を失っても、あなたが失われることがないからです。あなたの意識は種になって、爆発後に転送されてきました」

つつじ「でも、私悪い子だった」

かるみあ「あなたの意識に、手を加えられた痕跡がありましたよ」

つつじ「じゃあ結局私は、悪い人にいいように操られてたってわけか……」

かるみあ「そうかもしれません。でも」

つつじ「今は、一緒にここにいる。お母さん達と、おねえちゃんと!」

かるみあ「お姉ちゃん?あなたの方が」

つつじ「いいの!かるみあおねえちゃん!にひひ!」

それは、大切な家族との笑顔でした。


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